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D2Cコンサルタントとは? 見極め方

D2Cコンサルタントとは? 見極め方

2024年08月04日 14:16

---------------- D2Cコンサルタントとは ---------------

単品リピート通販のWEBに特化したコンサルタントのことを言います。現在、日本に数名程度。

SNSコンサルタントやWEB広告のコンサルタント、モール系のコンサルタント、

SEOコンサルタントなど、いち領域に特化したコンサルタントはたくさんいますが、

商品開発から広告、CRMまで、事業全般の支援ができるコンサルタントは、ほぼいません。


通販関係のコンサルタントで多いのは、わたし個人の体感ですが、

楽天市場のコンサルタント、Amazonのコンサルタント、オフライン単品通販のコンサルタント、

D2C(WEB単品通販)のコンサルタントという順番でしょう。

最近ではP2Cのコンサルタントも出てきました。

仕事内容的にはコンサルと変わらない動きをしても、コンサルと名乗らない場合も多いので、

いいD2Cのコンサルを見つけるのは簡単ではありません。

見つける方法としておすすめなのは、X(Twitter)やFacebookで業界人をフォローしまくったり、

オンラインセミナーやリアル展示会に何度も参加したり、D2Cの会やD2Cサミット、

EC大交流会(旧ひよこの会)などの大きなイベントに参加したり、

商品開発のOEM会社やカート会社、広告代理店に紹介してもらうことがおすすめです。


もちろんググってリスティング広告やSEO上位の企業も候補のひとつになりますが、

実績や実力が伴わないことも多いので注意が必要です。

また、ツール会社が一部領域でコンサルの部署を設けている場合もありますが、

D2Cの業界においては、経験値の非常に少ないコンサルが多いので気を付けましょう。

コンサルタントと言えば、
1. 戦略系 2. 総合系 3. 会計系 4. 財務系 5. 人事系 6.IT系 7. 事業再生 8. シンクタンク系がありますが、D2Cコンサルタントは1の主に戦略系になります。


《いいコンサルタントのポイント》

・ビジネスモデルを指南できること(事業シミュレーションが組めること)
・売れる確率の高い商品アイデアがあること(OEM会社を知っていること)
・強い広告代理店やキャスティング会社とつながりがあること
・フルフィルメント全般を構築できること(カートから決済、物流、コールセンターまで)
・実績があること
・業界内で評判がいいこと
・想定外の課題やアクシデントがあった時に対処できること
・コピーライティングやデザイン力があること
・マーケティング全般を理解していること
・キャッシュフローを理解していること
・数字の責任感があること
・情報を鵜呑みにせず、裏取りをする
・社員研修ができる
・人材紹介ができる

《ダメなコンサルタントのポイント》

・過去の成功事例ばかり言う
・概念・考え方ばかりで具体策に落ちてこない
・分からないことも知ったかぶりをする(なんでもできると言う)
・素行が悪い
・自分の意見がない(否定、対案を出さない)
・レポート(報告)ばかりで次に何をしたらいいかのアドバイスがない
・事業社の状況、方針、社長の意向を理解していない
・費用が低すぎる(または高すぎる)

当然、すべての領域に強く、すべての領域で実績があるコンサルタントはいません。
実績や得意領域、交友関係、人柄の確認をし、

支援を求める領域で力になってくれそうなコンサルタントを選ぶと良いでしょう。

ただし、コンサル会社ならいいわけではありません。

コンサルタント、つまり人が大切です。
人と人。結果を出すことはもちろん、コミュニケーションをしっかり図れるコンサルタントをおすすめします。


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