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ステップメールとは? シナリオのポイント/注意点

ステップメールとは? シナリオのポイント/注意点

2024年08月04日 15:32

---------------- ステップメールとは ---------------


Eメールの機能として、以下のものがあります。


●かご落ちメール

●注文完了メール

●メルマガ

●ステップメール

●個別対応メール


そのうちステップメールは、注文日や商品発送日などを起点にして、

どんな人に、何日後に、どんな内容のメールを送るかのシナリオを自動で送れる機能です。


例えば、お試し購入の方を例にとると

商品到着後あたりに、商品の詳しい使い方

1週間後に、変化の兆し

2週間後に、続けたら実感したという体験談

3週間後に、定期入会キャンペーン案内


という感じです。


一度設定すれば、毎日自動で配信されるので、とても便利な機能です。


ほとんどのD2Cは、商品の啓もうやブランド向上、リピート購入促進、クロスセル促進が大切なので、

継続的かつお客様のタイミングに合わせて送れるステップメールを活用しない手はありません。


■テキストメールがいいのか?HTMLメールがいいのか?


メールは個人から個人が基本です。となると文章が自然なので、テキストのほうが向いています。

見やすく読みやすくする工夫は必要ですが、あなただけに送っているという雰囲気を出すことが非常に重要です。

手間やコストの面からもテキストからがおすすめです。


■シナリオ設計のポイントは?


まず、広告やLPで記載したものと同じ内容をそのまま書くのはやめましょう。

大切なことな何度も伝えるべきですが、

視点を変えたり、発信者を変えて、より分かりやすく伝わりやすくしましょう。


どんな人に、何日後に、どんなメールを送るのかの全体設計を作成してからコピーを書きましょう。

同じことや似たようなコンテンツばかりにならないよう工夫しましょう。


キャンペーンなどのセールスはほどほどにしましょう。

売りたい、アップセルさせたいのはわかりますが、何度も何度も送っても効果は下がる一方です。

有益な売りじゃないコンテンツと、売りのセールスのバランスは、売りが5割を超えないようにしてください。


■コピーライティングの注意点


一通目が、とにっかくめちゃくちゃ大事です。

面白くない、有益でない、読みにくいと思われたら次からのメールが見られなくなります。


■開封率の目安は?


1通目は50~60% そこから徐々に落ちていき、3か月後には30%程度です。

もし10%代であれば、コミュニケーションミスがどこかにあるはずです。見直しましょう。


■何本も多く送ってもいい?


お客様にとって、有益な内容であれば、極端に言うと毎日送り続けても問題ありません。

メルマガの解除率が少し上がる可能性はありますが、

伝えたいことがたくさんあるほうがD2Cにおいては健全なことです。

遠慮は不要です。文章も長くてもかまいません。


■差出人名は何がいい?


会社名やブランド名+個人名が基本です。

お客様は商品名くらいしか覚えていない可能性が高いので、商品名+個人名でも可です。

代表、開発者、お客様担当など立場を明確にしましょう。


■同梱ツールなど他のCRM施策の内容を合わせるほうがいい?


キャンペーン期間など、全体に関わるものは、合わせる必要はありますが、

ステップメールはステップメールで価値、費用対効果を最大化させましょう。


■HTMLメールは不要?


ビジュアルにしたほうが見やすい分かりやすいものはHTMLや動画にすることをお勧めします。

その場合、同じ内容でも、テキストメールはテキストメールで別で送ったほうが良いです。

見る人、読む人がちがいます。


■LINEのCRMを実施していたら、ステップメールは不要?


コミュニケーション設計やCRM施策の基盤は、ステップメールをおすすめします。

ステップメールはパーミッションの取り方次第ですが、50%から99%のお客様に配信できます。

(LINEは友達申請50%、うちデータ連携50%、となると、25%のお客様にしかセグメントした通知が送れません)

ステップメールがある程度できてから、LINEの強化をしましょう。



■最後に


記事LPにはとことん力を入れてる企業が多いですが、ステップメールは手を抜きがちです。コミュニケーションが取れれば、ステップメールで継続促進、解約阻止、アップセル、クロスセル、休眠掘り起こしができます。

コスパは一番なので、ないがしろにしていたら非常に勿体ないです。

メールでLTVを伸ばしている企業も一部あります。

作っていない企業様は、すぐに作りましょう。

作って実装している企業は、再度課題を見つけて、改善しましょう。


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